報告会  岩手県・大槌町での子ども支援活動

パレスチナ子どものキャンペーンは、3月11日の大震災と津波のあと、
大きな被害を受けた岩手県の大槌町で「東北子ども支援」の活動を継続しています。
4ヶ月目に入った活動の報告会です。


2011年6月26日(日)14時~17時 
中央大学駿河台記念館 610号室
東京都千代田区神田駿河台3-11-5

(JR中央・総武線 御茶ノ水駅下車、徒歩3分 )


*当日11時~13時は、当会の会員総会です。
会員の方々には別途ご案内を差し上げます。

まっぷ


大槌町の様子
岩手県大槌町は、釜石市の北に位置し人口約15000人。津波と火災により街は
壊滅的な打撃を受けました。1000人以上の方が亡くなったほか、行方不明者も
同じ程度おられます。町長と町役場職員の多くも犠牲になりました。現在も約8000人
が避難所あるいは在宅での避難生活を送っています。5月の終わりになっても瓦礫の
撤去は進まず、仮設住宅の建設も始まったばかりです。

大槌町での支援活動
現場では常時15名程度のメンバーが地元と信頼関係を作りながら、子ども支援と復興への自立支援を進めています。
  >主要な避難所、在宅避難者に食料や生活物資、衣料品や寝具などを提供しています
  >主要な避難所での食事の提供(炊き出し)を定期的にしています
  >数箇所の避難所で、子どもの居場所作りをしています
  >小学校と連携して放課後の活動を支援しています
  >中高校生に対しても自習場所の提供や勉強の補助をしています
  >子どもたちに文具、ランドセル、絵本などを提供しています
  >被災地で拾得された写真やアルバムの清掃と整理、持ち主への返却を進めています

こども1こども2


地元に根付いた安渡小学校の子どもテント
避難所の一つ安渡小学校には子どもたちが大好きな「子どもテント」があります。校舎内は
ほとんどが避難所として使われているため、子どもたちが自由に遊べる場所が全く
無かったからです。校庭の一角に3×6メートルにテントを立て、おもちゃや絵本、
ぬいぐるみなどを持ち込みました。
靴を脱いで子どもテントに入るとのびのびと遊べます。「テントが早くできるといいなぁ」
といって首を長くしていた子どもたちは大はしゃぎです。幼児から高校生まで、多い日は
50人もの子どもたちの居場所兼勉強スペースになっています。地元に根付いた子どもテントは、
仮設住宅の建設が始まり移動が必要になったときも、多くの住民のご協力であっという間に
移設することが出来ました。

在宅の人たちも支援
初めのころは避難所生活の方のほうが圧倒的に多かった大槌町でも、最近は在宅避難といって、半壊した自宅や親戚の家で生活する人が増えています。ただこうした方々には物資などの配布がほとんどありませんので、当会では在宅避難者への支援を心がけています。

こども4

写真とアルバム
津波で流された写真やアルバムがたくさん拾われて、毎日届けられます。当会が写真やアルバムの整理と返却を進めていることを、町中の人や捜索に当たる自衛隊が良く知っているからです。こうした何千というアルバムや
何万枚もの写真の清掃と整理に、週末50人以上のボランティアが参加していますが、なかなか追いつきません。



当会では1986年以来中東パレスチナでの子ども支援を続けてきました。60年以上の難民生活、多くの戦争などの被災を受けたパレスチナの子どもたちを支援するなかで私たちが学んできた多くの経験を、今回の震災と津波の被害を受けた子どもたち支援に役立てたいと考えています。なお支援活動には、会員・支援者の皆さま、被災者の皆さま、ジャパンプラットフォーム、遠野市、大槌町、ルーテル教会、JANICほか多くの個人、団体・企業の皆様のご協力をいただいていることをご報告し感謝いたします。

テーマ:NPO - ジャンル:福祉・ボランティア

2011.05.21 | | イベント・報告会

«  | ホーム |  »

検索フォーム